役員をしたくないから地域活動に加入しない [ボランティア]
昔は加入するのが当然だった町内会や子ども会の加入率が低下していますが、その原因は役員をしたくないからだと聞きます。
町内会や子ども会に加入したからといってすぐに役員をしなくてはいけない訳ではありませんが、いつかは役員をする必要があると考え、加入しなければ役員をする可能性がないから、最初から加入しないという人が多いみたいです。
子どもが子ども会活動をしたいと言うので低学年の時は子ども会に入れるけど、高学年になって役員をする可能性が高くになると子ども会を辞めるという人もいます。子ども会に加入しないがお祭りの時だけお神輿など子ども会の行事に参加させるという人もいます。
自分が生活するだけでも精一杯なのに、面倒なことには関わりたくない。という気持ちが分からない訳ではありませんが、役員といっても自分が出来ることをすればいいのであり、加入することによるメリットも大きいと思います。
では何故役員などの地域のボランティア活動をしたくないのかを考えてみたいと思います。地域団体に加入すると、その中の誰かが役員をしなければいけないことは分かっていても、何故自分が役員をしなければいけないのかという気持ちと、人の役に立つことをやってみたいという気持ちがあると思います。また、自分にできるだろうかという不安と、自分ならできるという自信や楽しいのではないかという期待もあると思います。
しかし、長年ボランティア活動をしている人がテキパキと活動している姿を見ると、自分は同じように出来ないのではないかという不安があり、また、もし仮に同じくらい出来るようになったとすれば、辞められなくなるのではないかという不安もあると思います。
結果としてやりたい人に任せておけばいい、自分がすることはないという気持ちになり、役員をしたくないから地域活動に加入しないという人が多くなったのだと思います。
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