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複数の地域活動の役職を兼任する [ボランティア]

 私は10代の頃から地域活動のボランティアを続け、色々な地域団体で活動し、一時期7つの団体で会長、事務局長、監事、理事などの役職を兼任していました。
 ボランティアを通じて色々な人と話しますが「どうしてそんなに色々なボランティアをするのですか?」とよく聞かれ、「ボランティアで何か得をしているのではないか?」という思いを言外に感じます。
 それに対する私の答えは「ボランティア活動を引き受けてくれる人が少ないので、同じ人が色々な活動をすることになる。」「ボランティアで金銭的な得をすることはない。」です。
 「急ぐ仕事は忙しい人間に頼め」という一見矛盾しているような諺(ことわざ)がありますが、ボランティアについても同じことが言えます。ボランティアを多くの人が分担して行うことが理想的ですが、現在ボランティアをしていない人よりもすでに何かの活動している人の方が引き受けてくれる可能性が高く、結果として同じ人が複数の地域団体の役職を兼任するというのが実情です。
 しかし、沢山の活動をしている人も最初は誰かに誘われて始めたのであり、これからボランティアをしてもいい、若しくはしたいと思っている人でも、自分からは言い出しにくいので、現在ボランティアをしていない人でも頼めばしてくれる人はいるはずです。
 次にボランティアで得をするかですが、活動に伴う食事くらいは会の費用で出る場合もありますが、ボランティアを必要とする団体は基本的に金銭的な余裕はなく、活動に見合っただけの見返りは望めません。活動内容をより良くしたいと一生懸命すればするほど会の費用から出せない部分を自己負担せざるをえなくなり、金銭的な面だけを考えると得になることはありません。
 しかし、活動を通じて色々な経験ができ、他では知りえない知識を得ることもあるのでそういう面での得はあると思います。また、ボランティアを通じての人脈もできるのでそれが得になる場合があるかも知れません。


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