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薬を沢山使用しない方が病気は早く治る [健康]

 人の体の自然治癒力は素晴らしいものがあり、骨折しても骨を元の位置で固定しておけば自然と新しい骨ができて接合して治ります。疲れても寝ると元気が回復します。病原菌が体内に入っても免疫力が病原菌を退治するので健康を維持することができます。
 しかし免疫力が低下して退治しきれなくなると病原菌が増殖して病気になることがあります。その時は病気の症状に合った薬を使います。
 熱を下げたり、咳や鼻水を出なくしたり、痛みや痒みを和らげるといった薬を使用することは、病気による症状を緩和させ自分の免疫力が病原菌を退治するのを待つという対症療法です。だから薬を飲んで熱が下がったからと言っても治った訳ではありません。
 病気になると熱が上がるのは病気を治そうとする自然治癒力です。病原菌は熱に弱く、高熱になると増殖できなくなります。逆に免疫力は高熱になると高くなり、体温が1度上がると免疫力は6倍になると言われています。
 従って薬で熱を下げることは病原菌を増殖させ、免疫力を低下させて病気を治り難くすることになります。しかし、発熱すると苦痛を伴うし、42度以上の高熱になると脳細胞がダメージを受ける可能性があるため、熱を下げる必要があります。
 咳や鼻水は病原菌を体外に出す自然治癒力です。しかし日常生活に支障がない程度に抑えるためには薬が有効な場合もあります。
 対症療法による薬では薬が病気を治す訳ではないので、沢山使用しても早く治ることはなく、逆に遅くなる可能性があることも考えて使用するのが良いと思います。
 対症療法の他にウイルスや細菌を直接攻撃する抗生物質という薬もあり、その場合に問題になるのは副作用ですが、病原菌が特定できていれば抗生物質は病原菌を直接攻撃するため効果が高く、副作用を考慮しても適切な量を使用するのが良いと思います。
 

 


タグ:健康
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